退院後、一ヶ月健診までによくある心配事
まずは電話でご相談ください。必要があればご来院ください。
赤ちゃんの心配事
母乳外来
- 赤ちゃんがやせていっている気がする。おっぱいを吸ってくれない。ミルクの飲みが悪い。吐いてばっかりいる。噴水のように吐く。
- 便の回数が少ない。便の色が気になる。便が水っぽい。便に血が混じる。便が白っぽい。
- おしっこの回数が少ない。
- 熱がある。呼吸が速い。ゼコゼコいう。顔色や全身の色が悪い。寝てばっかりいる。ぐったりしている。活気がない。けいれんをおこす。いつもと違うすごい泣き方をする。
- 皮膚が黄色みが増している。
- お腹が膨れてパンパンしている。
- お臍から血が出る。お臍の周りから嫌なにおいがする。お臍の中に赤い肉芽が盛り上がっている。出臍が気になる。
- 目ヤニ。顔の湿疹。全身のかぶれ。オムツかぶれなど。
お母さんの心配事
- 生理の2日目の様な出血が続く。血の塊がたくさん出た。
- オリモノの匂いが変だ。
- お産の傷の痛みが増してきている。下腹が痛い。
- 乳腺炎かも?(乳房痛、しこり、発赤、熱発)
- 風邪症状、胃腸炎症状、頭痛、ヘルペス。
- 気持ちが落ち込む、眠れない、泣いてばかりいる、食事がとれない、育児する気になれない。
退院後一週間健診
赤ちゃんの健診です。赤ちゃんの体重などを計測し、また、全身状態を観察します。お母さんの心配事などもお聞きし、少しでも心が軽くなり楽しく育児ができますように配慮したいと思います。また、お母さんの体調が気になる場合はいつでもご相談ください。
一ヶ月健診
出産して一ヶ月目のお母さんと赤ちゃんの健診です。赤ちゃんは退院後一週間健診と同様、また、お母さんは血圧、体重、問診、内診室での検査があります。貧血の検査などが必要なこともあります。
一ヶ月健診で特に問題がなければ赤ちゃんは産婦人科卒業です。それ以降の赤ちゃんの心配事は近くの小児科を受診ください。お母さんは引き続き何か心配事があれば引き続きご相談ください。授乳中にも内服可能な治療をいたします。
母乳外来
桶谷式乳房手技者による母乳外来を週2回実施しています。母乳分泌不足、乳腺炎等のトラブルに対して、痛くないおっぱいマッサージ、抱き方、飲ませ方、食事指導、育児指導を行います。母と子の絆を深める母乳育児を少しでも長く楽しめますようにしっかり伴走いたしますのでお気軽にご相談ください。また、卒乳時の乳腺炎などのトラブルを避けるために、卒乳を始める前にぜひアドバイスを受けてから始めてください。家族の一員のように、きめ細やかで息の長いフォローを続けるのが当院のモットーです。
毎週火・土 10:00~15:00
※緊急の場合は、連絡を入れていただくと可能な限り対応いたします。
以下のようなお悩みがある方は母乳外来にご相談ください。
- 乳腺炎になったみたい…
- 母乳の出が悪い…
- 母乳で育てたいけど…
- 赤ちゃんの体重増加が悪い…
- そろそろ卒乳したいけれど…
- 赤ちゃんがなかなかおっぱいをすってくれない…
- しこりがあるけど…
当院で出産された方以外も、受診できますが、最初に院長の診察を受けた上で専任の助産師によるマッサージ・指導等をいたします。
おっぱいが張って痛いとき(乳腺炎かな?と思ったら…)
しこりがある、赤くなっている、痛い、熱っぽいなどの症状はございませんか?
夜中の授乳間隔が3時間以上空いてきていませんか?カロリーの高いもの、甘くておいしいものを食べていませんか?そのような時はまず以下のことをお試しください。
- 3時間以内には吸わせてみましょう
- 痛い方から先に飲ませてみましょう
- 抱き方を変えてみては…(脇抱きなど)
- 授乳が終わったら、キャベツ湿布を
それでも解決しなければ、清田産婦人科医院にお電話ください。
あまり好ましくないこと
- 蒸しタオルで温めての自己マッサージ
- 氷で冷やすこと
効果があること
さけた方が良い食べ物
- 甘いもの
- 高カロリー食品
- 香辛料の強い物(カレー、キムチ)
- 乳製品飲料
※張りがひどくて熱感があるときは、キャベツ・湿布も効果があります。
取りすぎない方が好ましいもの
- 乳製品
- 油物などの高カロリー食
- バター製品などの動物性脂肪
- ケーキ、チョコレートなどの甘い物
- 濃い緑茶、コーヒー
- ウーロン茶
おっぱいの質を悪くし、乳腺を詰まりやすくします → 乳腺炎
おすすめの食品
などを中心に比較的低カロリーにしましょう。
1日30品目以上(色んな種類)をバランスよくとりましょう。
出産後のダイエットにも効果的です。