清田産婦人科医院は令和5年12月より福田病院の周産期セミオープンシステムに参加し、その協力医療機関となりました。
福田病院 周産期セミオープンシステムとは、福田病院と協力医療機関が連携し、妊婦健康検査(以下、妊婦健診)を協力医療機関(清田産婦人科医院)で、分娩は福田病院で行うというシステムです。
限られた地域医療資源の中で、安全に周産期管理を行うための取り組みです。
※他医療機関での出産ご希望の場合でも、利用可能です。出産前には当院より里帰り出産施設に紹介いたします。
清田産婦人科医院は令和5年12月より福田病院の周産期セミオープンシステムに参加し、その協力医療機関となりました。
福田病院 周産期セミオープンシステムとは、福田病院と協力医療機関が連携し、妊婦健康検査(以下、妊婦健診)を協力医療機関(清田産婦人科医院)で、分娩は福田病院で行うというシステムです。
限られた地域医療資源の中で、安全に周産期管理を行うための取り組みです。
※他医療機関での出産ご希望の場合でも、利用可能です。出産前には当院より里帰り出産施設に紹介いたします。
妊娠の初期~出産を希望される産院への転院まで、当院で健診をいたします。遅くとも 32 週頃までに紹介いたします。事前に出産を希望する産院へお問い合わせ下さい。
休日・夜間の対応に関しましては可能な限り当院にて対応いたします。まずは当院にお電話ください。万が一、緊急で福田病院を受診していただく場合、休日・夜間対応時は預かり金2万円が生じますが、後日清算されます。
福田病院と連携し、当院にて妊婦健診が可能となりました。お住まいや、職場が当院に近い、福田病院が遠い、待ち時間が長いと感じられる方にお勧めです。完全予約制ですので健診待ち時間、移動時間の短縮に繋がります。
妊婦健診の検査等を福田病院と同一にし、経験豊富な医師と助産師が丁寧に妊婦健診を実施します、時間には余裕がありますので、ゆっくりご相談下さい。
もちろん当院では、妊婦健診以外の妊婦さんの風邪、胃腸炎、膣炎などにも対応いたしますのでご相談ください。
予定している生理が一週間待っても来ない、市販の妊娠検査薬で陽性になる時には産婦人科を受診してください。主に経腟超音波検査にて子宮の中に赤ちゃんのお部屋(胎嚢)を確認し、その中で赤ちゃんが順調に育っていくかを確認していきます。
最終的には赤ちゃんの大きさで予定日を決定します(妊娠8~11週)。母子手帳の交付申請に必要な情報をご案内します。
ご案内いたしますので住民票のある自治体で母子手帳の交付申請を行ってください。自治体にて母子手帳と妊婦健診の受診表(妊婦健診の補助券)をもらったら、妊婦健診のスタートです。
妊娠12週未満 | ・・・ | 最初の健診は必要な検査がたくさんあります。 |
---|---|---|
妊娠12週から妊娠24週未満 | ・・・ | 受診の目安は4週間毎 |
妊娠24週から妊娠36週未満 | ・・・ | 受診の目安は2週間毎 |
妊娠32週 | ・・・ | ご希望の出産施設へご紹介致します |
あくまでも目安です。お腹が痛い、出血がある、体調が悪い時などは早めに受診することをおすすめします。
出生前遺伝学的検査(NIPT)では21トリゾミー(ダウン症候群)、18トリゾミー、13トリゾミーの感度と特異度が従来のクアトロテストなどより高いと言われています。NIPTは比較的高齢の妊婦さんで検査が陰性であった時に胎児が染色体異常ではない確率が高く、無用の羊水検査を減らす効果が期待されています。ただし大学病院など限られた施設でしか行われていません。
クアトロテスト | 出生前遺伝学的検査(NIPT) | 羊水染色体分析検査 | |
---|---|---|---|
検査を受ける場所 | 当院で可能 | 熊本大学附属病院産婦人科など(紹介) | 熊本大学附属病院産婦人科など(紹介) |
実施可能年齢制限 | 特になし | 35歳以上 | 特になし |
実施推奨妊娠週数 | 15週~17週ごろ | 10週以降 | 15~16週以降 |
検査検体 | 母体血液(採血),AFP, hCG, uE3,Inhibin A | 母体血液(採血)胎盤に由来するDNA配列を解読 | 羊水穿刺にて羊水中の細胞 |
検査侵襲 | ― | ― | 流産の危険性0.3% |
検査結果説明 | 約10日 | 2週間前後 | 2週間前後 |
精度 | 確率(NIPTより劣る) | 確率 | 確定診断 |
料金 | 2万円 | 20万円 | 7~10万円 |
※クアトロテストは実施しておりますが、当院で妊婦健診を行っている方のみ実施しております。
流産も原因は様々です。受精卵自身の問題、黄体ホルモン不足、高プロラクチン血症、甲状腺ホルモン低下症、血栓ができやすい、抗リン脂質抗体異常など。
当院では、各種ホルモンの調整、低用量アスピリン療法、漢方薬による治療を行っています。
当院ではエコー動画配信システム Angel Memoryを導入しております。
お腹の中の赤ちゃんの様子を超音波診断装置(エコー)にて順調に育っているのかを確認します。また、条件が良ければ4Dエコーにてよりリアルに再現でき母子の絆を深めることが出来るでしょう。ご主人やお子様と一緒に妊婦健診においでください。
胎児エコーでは全てが完璧に見えることはありませんが、生まれてくる赤ちゃんがすぐに治療が必要な疾患を持っている可能性がある場合など、正確な診断が必要と認められた場合は熊本大学病院産婦人科へ紹介し詳しい検査をしていただくようにしています。
妊娠中の個別のお悩みについては、助産師が妊婦健診の時にしっかりお聞きします。
気軽にご相談ください。お腹の赤ちゃんを共に見守りながら、健診の時期に応じて、食生活や運動の事、切迫流早産への注意喚起、母乳育児についての情報提供、分娩に役に立つお話、セルフケアの出来る骨盤ケアの情報を提供し、よりより妊娠生活をスタッフ全員でサポートいたします。
また紹介しました後でも、妊娠中に風邪を引いた、かゆみがある等の治療、そして産後も母乳のトラブル、授乳の相談、体調不良、子育ての相談等、気になる事がありましたら承っておりますので、いつでもご相談ください。