
“「生理だから仕方ない」とあきらめていませんか?”
「毎月の生理痛がひどくて、薬が手放せない…」
「生理の量が多くて、服を汚さないか心配」
「健康診断で貧血と言われた、そう言えば疲れやすい」
「生理前になると、気分が落ち込んだりイラっとしたり…」
そんなお悩み、ひとりで抱え込んでいませんか?
当院では、お薬を用いて、つらい症状を改善し、あなたの生活の質(QOL)を高めるお手伝いをします。
治療法には、毎日お薬を飲む方法や、一度挿入すれば数年間効果が続く方法など、様々な選択肢があります。
お一人おひとりの体調やライフスタイルに合わせて、最適な治療法を一緒に考えていきましょう。
あなたに合った治療法を見つけましょう
ご自身で毎日決まった時間に服用するお薬です。ライフスタイルの変化に合わせて、始めたりやめたりしやすいのが特徴です。QOLの向上が実感されると長期に内服される方が多い印象があります。
「月経」は起こしながら、排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑制。周期を整え、痛みを軽くするお薬(低用量ピル:LEP)です。月経困難症の治療に用いられます。LEPはプロゲステロンとエストロゲンの合剤で、プロゲステロンには排卵抑制作用、子宮内膜増殖抑制作用があり、それにエストロゲン(エチニルエストラジオール)を加え不正出血を起こしにくくしています。また、プロゲステロン単剤の薬「ジェノゲスト」は血栓症の心配がほぼなく、LEPと同様に、月経困難症、PMSへの効果、子宮内膜症の症状も軽減、LEPの合わない患者様も喜ばれています。
LEPは28日周期で、月経を起こすタイプのほかに、77日周期(ジェミーナ、フリウェル、ドロエチ)、120日周期(ヤーズフレックス)など、整理の回数を減らせるLEPもあり、その人にニーズに合わせLEPを一緒に選択しています。
また、LEPのエストロゲン(合成のエチニルエストラジオール)を、天然型エストロゲン(胎児の肝臓でつくられるエステトロールE4)を含有したLEPアリッサも発売され、より血栓症の少ないLEPで副作用の少ない治療も目指しています。
日本で発売されている保険ピルには海外では、避妊薬として用いられている薬もあります。月経困難症、子宮内膜症の治療を希望する人の中で、避妊についてもご希望がある場合は、ご相談ください。
プロゲステロン単剤で、エストロゲン(-)で血栓症の心配がありません。「月経を止める」ことで子宮内膜症の病巣を小さくし、痛みを根本から治療するお薬です。PMSの改善も期待できます。※これらのお薬を服用する場合は、別の避妊方法を活用ください。
主に避妊を目的として処方されるお薬です。
子宮の中にT字型の小さな器具を挿入し、そこから黄体ホルモンを少しずつ放出する治療法です。
毎日の服薬から解放されたい方、長期的な効果を望む方に選ばれています。
子宮内膜が厚くなるのを防ぎ、経血量を劇的に減らす効果や、痛みを和らげる効果が期待できます。月経が非常に軽くなる、あるいはほとんど無くなる方も多くいらっしゃいます。
5年間、非常に高い避妊効果が持続します。ピルのように毎日飲む手間がなく、飲み忘れの心配もありません。
望まない妊娠の可能性がある性行為の後に、緊急的に用いるお薬です。
あくまで緊急的な手段であり、日常的な避妊法として使うことはできません。
もしもの時、「どうしよう」とひとりで悩まず、ためらわずにすぐにご相談ください。
ここまで様々なお薬をご紹介してきましたが、どのピルがご自身に合うかは、実際に飲んでみないと分からない部分もあります。同じお薬でも、効果の感じ方や副作用の出方は人それぞれです。
最初に処方したお薬で「不正出血が続いてしまう」「どうも気分がすっきりしない」といったことが起こるかもしれません。それは決して珍しいことではありません。
大切なのは、「合わないかもしれない」と感じた時に、服用をあきらめてしまわないことです。当院では、あなたの状態を丁寧にお伺いしながらしっかり伴走いたします、また相性の良い別のお薬への変更も柔軟に行っています。あなたにとって「ぴったりの一錠」を、一緒に探していきましょう。
また、不足する部分を、ごく少量の鎮痛薬や漢方薬で補完しながら。QOLの向上を目指しましょう。
女性のからだは、とてもデリケートです。
お仕事のストレス、生活リズムの乱れ、ちょっとした気持ちの浮き沈みなど、本当に些細なことでも、ホルモンバランスは影響を受けます。それによって、これまで安定していたお薬の効果が弱まったり、副作用の出方が変わってきたりすることもあります。
「最近、なんだかいつもと違うな」と感じたら、それも大切なからだからのサインです。どんな些細なことでも構いませんので、診察の際にぜひお話しください。
ピルの副作用と聞いて、多くの方が心配されるのが「血栓症(血管の中に血の塊が詰まる病気)」だと思います。これは非常にまれな副作用ですが、とても大切な事ですので、当院では特に丁寧に説明しています。従来の低用量ピルに含まれる卵胞ホルモン(エチンエストラジオール)には、ごくわずかに血液を固まりやすくする性質があるため、血栓症のリスクがゼロではありません。
しかし、医療は常に進歩しており、近年ではこの血栓症のリスクをさらに低減することを目的とした、新しい選択肢が登場しています。
からだへの影響が少ない、次世代の選択肢「アリッサ」
アリッサに含まれるのは、「エステトロール(E4)」という新しい種類の卵胞ホルモンです。これはもともと赤ちゃんの肝臓で作られる『“天然型”のエストロゲン』であり、従来のピルに使われてきた合成エストロゲン(エチニルエストラジオール)とは異なり、肝臓への負担や血液を固める作用への影響が少ないと期待されています。
エストロゲンフリーという、新しい安心「スリンダ」
さらにスリンダは、血栓症の主な原因とされる合成エストロゲン(エチニルエストラジオール)を一切含みません。そのため、血栓症のリスクを限りなく低く抑えることができ、40歳以上の方や喫煙される方など、これまでリスクの観点からピルの服用が難しかった方にも、比較的安心して選んでいただけるお薬です。
血栓症のリスクは、すべての方に等しくあるわけではありません。
当院では、年齢、病気の既往歴、喫煙習慣などのライフスタイル、ご家族の病歴などを丁寧にお伺いした上で、あなたにとって最も安全で、最適な一錠をご提案しますので、ご安心ください。
ひとりで悩まず、まずはご相談ください。
どのお薬にも、メリットと注意点があります。そして、その効果はあなたの心身の状態によっても変化します。
大切なのは、専門家である私たちに、あなたの悩みや希望、そして日々の小さな変化を率直にお話しいただくことです。一緒に、あなたにとってベストな選択を見つけていきましょう。