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ブログ

小谷先生をしのぶ

懐石料理松川で10月に亡くなられた熊本大学医学部第二解剖学教室の教授で恩師の小谷正彦先生をしのぶ会を江崎太一先生(熊本大学医学部の後輩で前東京女子医大解剖学教授)主催で行われ、私は家内と出席しました。 恩師の名和行文先生(宮崎大学医学部寄生虫学教室前教授)、福本哲夫先生(山口大学医学部解剖学教室前教授)、松野健二郎先生夫妻(獨協大学前解剖学教室教授)、江崎太一先生夫妻、松下和孝先生夫妻(あけぼの...

風邪の漢方薬治療、コロナ感染体験談

令和4年12月初旬に国立病院機構熊本医療センター泌尿器科に入院し前立腺癌の小線源を封入して頂きました。その後令和5年1月下旬より放射線外照射療法18回を始めて頂いた頃の事です。  令和5年1月31日寒気がして次の日には身体が怠くて仕方がなかったので熱を測ると39℃有りました。CV19の抗原検査で陽性でした。すぐに保健所に登録後、寝室に1人で生活することに成りました。毎日保健所にメールを送りバイタ...

フクロウ症候群に対する苓桂朮甘湯の使用経験

今日はフクロウ症候群に対する苓桂朮甘湯の使用経験を書きます。 山本巌が1980年の東医雑録に「朝起きが得意で活気があり寝つきが良いヒバリ型」と「朝が苦手で午後3時以降になると元気になるフクロウ型」に大別される事を記載されています。 その後、熊大の発達小児に勤務されていた、三池輝久教授がフクロウ症候群について詳しく調査され研究発表され一般人でも読める本を書かれました。三池先生は漢方薬ではなく生活リ...

3月13日(月曜日)にKannpo Shorto Recture in熊本 のウェブ講演を見ました。

熊大産科婦人科教授・近藤英治先生の座長のもと、福田病院院長の河上祥一先生が、抑肝散加陳皮半夏の効能・効果について詳しく講演されました。  私も診療でこの処方を多用するほうなので興味津々、河上先生の説明が簡潔・明瞭で楽しく拝聴致しました。  抑肝散加陳皮半夏はイライラに有効であり、月経周期の黄体期のイライラ=月経全緊張症(PMS)に優れ、加味逍遥散が効くイライラとはちょっと違うと話されました。抑肝...
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